AirTree Ozone Technology Co., Ltd.
キレート(Chelate)法による画期的な産業排水COD低減について
産業排水のCOD低減に対し、現在の日本国内での最新技術としてAOP (Advanced Oxidation Process) 光酸化、または酸化促進法と呼ばれるものがあります。
AOP法はオゾンにUVランプや過酸化水素をくわえ、非常に強い酸化力を持つヒドロキシル基(OHラジカル)を発生させ、
そのOHラジカルにより高分子構造を開裂し低分子化させる方法です。
AOP法は、難分解有機化合物でも汚染物質を最終的に水と炭酸ガスに分解するとして理想的な技術とされてきましたが、
最近になって、結局採算性が取れない、COD低減効果に限界がある、などの見解が示されております。
こちらでご紹介させて頂くキレート法は、AirTree Ozone Technology社の国際特許です。
有機化合物をオゾンとOHラジカルで高分子を開裂させる部分はAOP法と同様ですが、
開裂によりアルコール類、ケトン類が生じた段階でこれらを不溶解物質にしてフィルターで補足除去する方法で、
従来のAOP法よりCOD低減の処理時間を極端に短くするものです。
キレート剤(EDTA)はミネラルの多い水でも泡立ちをよくするためにシャンプーに添加されたり、
医療分野でも、体内の金属を排除する方法としてキレート法が採用されたりと、学術的にも確立した方法です。
OH ラジカルにより高分子が開裂して生じるアルコール類、ケトン類がキレート剤(EDTA)と同質であるため、
そこに金属を添加すればキレート結合を起こしそれらは不溶解物質となり析出されます。
安全性、経済性及び廃棄利便性の観点から、添加金属に炭酸カルシウムが採用され、自動制御で適量添加されます。
不溶解物質は循環系統に設置されたフィルターでろ過され、除去されるためフィルターの清掃が適宜必要となります。
排水処理システムを構築する上で最も重要な要素はオゾン装置ではなく、オゾンガスの溶解装置です。
溶解効率が30%と60%のものを比較した場合、60%の溶解装置ではオゾン装置規模が30%のものの約半分になるからです。
またOHラジカルはUV照射により発生しますが、光エネルギーはランプからの距離の二乗に反比例して減衰するため、
UVランプのすぐ際を処理水が通水するなどの構造も重要です。
AirTree社では溶解効率90%以上のコアキシャルミキサー(Co-Mixer)と、
効率的なUVランプ照射部を採用したユニットを処理量に応じて反応タンクに設置する方法により、
小規模でありながら大流量処理を可能にしています。
第6次総量規制の施行を目前に控え、今後ますます排出規制が厳しくなる背景から、より経済的なCOD低減技術が必要とされています。
一方、各現場では現在の活性炭処理交換などにより高額なコストが費やされている場合も多々あり、
これらの代替用としてもキレート法はコスト削減に大きく寄与するものと思われます。
今秋、新聞紙面やNew Earth 2008 (インテックス大阪)にてキレート法を日本国内で初めて紹介し、大きな反響を得ることが出来ました。
AirTree社の総代理店として、弊社は今後積極的にPRと営業展開をしていく所存です。
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廃水処理
キレート処理法によるCOD低減
(EC、USA特許取得済/日本特許出願中)
キレートとはカルボン酸など原子の立体構造によって生じた隙間に金属を挟み、結合することを指します。
その形から、蟹の爪を語源にキレートと命名されました。
一例として、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)は金属キレーション剤の一種であり、
様々な金属、特にCa2+、Cu2+、Fe3+と強くキレート結合し、錯体を形成します。
この特性を利用し、シャンプーなどに添加されたり、金属中毒などの体内の有害金属を除去する治療法など、
様々な用途に使用されています。
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| 「蟹の爪」 |
EDTA |
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廃水処理におけるキレート法
キレートによるCOD低減法において、廃水中の化学物質はオゾンのAOP化(OH基)によって開裂しカルボキシル基となります。
< キレート錯体の形成 >

この段階でCaOを添加することによりカルボキシル基はCaとキレート結合され、不溶沈殿物となり、フィルター除去されます。
従来のAOP方式だけでは、カルボキシル基を最終的に炭酸ガスと水に分解する必要があるため採算性がありませんでしたが、
キレート法ではこの初期生成物質の段階で処理除去する為、短時間にCODを激減させることが可能です。
この処理技術はAirTree Ozone Technology 社の特許です。
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